予防接種については人それぞれで、摂取しない人もいる。
日本で摂取すると値段も高いので、自分が走行する地域に感染する可能性のある伝染病の予防接種を受ければ良い。
各予防接種は近くの検疫所で、接種することが可能で、検疫所が無ければ、保健所に連絡して接種する。

長期ツーリングで気になる病気などは以下の通り。

■黄熱病
「黄熱病予防のため」と言うよりも、「黄熱病を摂取していないと、入国できない国がある」という理由で摂取する人が多い。

アフリカ、南米の国には、黄熱病を接種していないと入国できない国がある。
接種すると「イエロー・カード」を発行してもらうので、入国の際にはそれを提示する。
ワクチン及びイエロー・カードは10年間有効。

日本での摂取代は高いけれど、海外では無料もしくは非常に安く摂取する事が出来る。
海外で摂取する場合、衛生面に問題がある地域もあるので要注意。
また摂取しても、国内専用の証明書の場合があるので、きちんと英語で表記されたイエロー・カードを貰う事。

■肝炎
肝炎はA型とB型が多く、中でもA型が多いと言われている。
A型は生水、食事を経由した感染、B型は血液、粘膜を経由した感染。
現地での生水、その水で洗った果物や野菜には要注意。

A型肝炎に羅漢すると、黄疸(顔、目の白い部分が黄色くなる)や便が白くなったりするので、非常に分かりやすい。
羅漢当初は悪寒、倦怠感など、その後、発熱、嘔吐などが出てくる。ほぼ風邪の症状と同じ。
潜伏期間は、2日〜50日と長期にわたるため、感染源の特定は不可能で、生水、衛生面の悪い食事は控えた方がベター。

肝炎は、「皇帝病」と言われ、治療方法は栄養のある食事をして、ひたすら安静にしていれば治る。
一度、羅漢すると抗体ができるため、2度と羅漢しないと言われている。
医者曰く「予防接種をしても、その時の体調によって発病しないと言う訳では無い」との事。

■狂犬病
狂犬病に羅漢している犬、こうもりなどに噛まれると発病し、発病したら100%死亡する非常に恐い伝染病。

狂犬病に掛かっている犬は「涎をダラダラと流し、目の焦点があっていない」と言われる。
特に南米、アフリカ、アジアなどでは、犬が多いので注意が必要。
自転車で走っていると犬が追いかけて来るので、噛まれない様に注意したい。

狂犬病の予防摂取は、噛まれる前に3回接種しなければならない(暴露前接種)。
しかも、次の接種までの期間が長いので、計画的に摂取する必要がある。
そして、噛まれた後にも、再び3回接種しなければならない(暴露後接種)。

医者曰く、事前に接種する数が多ければ多いほど、噛まれてから発病までの期間が長くなるとの事。
噛まれてから発病までの時間が長ければ、対応処理が可能。

日本でのワクチンは少ないため、値段も他の予防接種と比べて高い。

■マラリア
マラリアの予防接種は無いので、現地で薬を購入して予防するしかない。

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【自分の場合】
自分が、日本で受けた予防接種は以下の通り(2014年5月当時)。
1. 黄熱病
2. 破傷風

2つの予防接種を受けた理由は、黄熱病はイエロー・カードが必要なためと、破傷風の値段が安かったため。
2014年5月現在、コレラは既に治療方法が確立されているため、予防接種は必要無いと言われた。
複数の予防接種をする人は、きちんと計画を立てた方が良い。