長期ツーリングする自転車のタイプには、「ランドナー」
と「マウンテン・バイク(MTB)」の2つに分類される。

まず、ツーリングと聞いてすぐに浮かぶ自転車は「ランドナー」。
フランス発祥のツーリング専用の自転車で、フランス語の「Randonneur Bike」にあたる。
1980〜1990年代において、日本でもツーリング・バイクの主流となっていた。

ランドナーの長所・短所は以下の通り。

■長所

1. ドロップ・ハンドル(競輪の自転車の様なハンドル)は、様々な乗車姿勢が取れるので疲れにくい。
2. タイヤ・サイズが700Cと大きいので(700C:直径700o≒27.5インチ
)、少ないペダリングで進む事が出来、直進安定性も高い。
3. 舗装路向き

■短所
1. ドロップ・ハンドルは、幅が狭いため、悪路でハンドルを取られる。 
2. ランドナーのパーツや700Cタイヤは、発展途上国でほぼ入手困難。

以下の写真は、1980年代に旅した、ペルーのクスコにある日本人宿の主人・八幡さんのランドナー。


そして、もう一つは現在主流となっているタイプが「マウンテン・バイク」で、長所・短所は以下の通り。

■長所

1. 一文字ハンドルは安定しているため、悪路でもハンドルは取られない。
2. 自転車のパーツや26インチのタイヤ(直径66.04cm)は海外で入手が簡単。
3. 舗装路・悪路どちらでも走る事が出来る。

短所
1. 一文字ハンドルは、乗車姿勢が少ない為、疲れが溜まりやすい。
2. ランドナーのタイヤと比較して、タイヤ径が小さいため、ペダリング効率が悪い。

自分が選択した自転車は、マウンテン・バイク。


【結論】
結論は、長期ツーリング自転車のタイプは「マウンテン・バイク」に限る。

パーツやタイヤの入手の事を考えると、世界中に普及しているマウンテン・バイクの方がベスト。
海外において、ランドナーのパーツ入手は、かなり難しいので、トラブルが起きた場合、対応できない。
リムやタイヤなどにおいても、海外ではマウンテン・バイクの26インチが主流となっている為、700Cのサイズは入手困難。

マウンテン・バイクの乗車姿勢に関して言えば、ハンドルの末端に「バー・エンド」を取り付ければ、この問題は解消される。
また、舗装路では、タイヤをブロック・タイヤからセミスリック・タイヤに交換すれば、問題無く走れる。
ペダリング効率に関しては、マウンテン・バイクは勝てないので、体力でカバー。

フレームとハンドルをランドナーのパーツを使い、主要コンポーネントをマウンテン・バイクのパーツを使っている人も居る。