2017年10月16日時点でのカスピ海横断フェリーの情報。

■ルート

アゼルバイジャンのアラートからカザフスタンのアクタウまで。


以前はアゼルバイジャンの首都バクーから出航していたが、現在はバクーから約70qほど南の街アラートから出航している。


■出航時間

完全不定期便なので、何時出航するかは不明。
過去には、最長で2週間待った旅行者も居れば、最短で翌日に乗れた旅行者も居たとの事。

その為、必ずビザの滞在日数や時間には余裕を持った方が良い。

バクーのチケット・オフィスに行けば、オフィスの電話番号を教えてくれるので、毎朝電話をしてフェリーが有るか無いか確認する。
チケット・オフィスが開いていない時は、守衛が担当者名と電話番号を教えてくれる。
担当者はロシア語のみなので、自分は滞在している宿のオバちゃんに通訳して貰った。

電話を掛ける為、SIMを購入して、電話を掛けられる状態にしておいた方が良い。

■所要時間
アラートからアクタウまでの所要時間は24時間。
しかし、天候や船舶の多さ(港に停泊する順番待ちがあるらしい)などで変わるとの事。
一般的にカスピ海周辺は風が強いため、バクー沖やアクタウ沖で天候が回復するまで待機する事もあるらしい。

■値段
片道80ドル。

購入の際はパスポートが必要で、チケットを買えるのはバクーのみで、
アラートでは購入不可能。
自分はUSドルで支払ったけど、マナトで支払う事が出来るかどうかは不明。
ちなみに、アゼルバイジャンのATMでは、USドルとユーロを引き出す事が出来る。



■チケット・オフィスの場所
チケット・オフィスは首都バクーの海岸線にある「Port Baku Park(バクー港公園)」の裏にある白いコンテナ。

事務所の場所及び出航場所の地図はこちらから。





■アラートの港
港に入る場合には、検問があり、チケットの提示が必要。
アラートの港には、コンテナのカフェ及びレストラン(軽食のみ)、銀行(ATMと両替所あり)、食料品店がある。
出航までに時間が有る時は、テントを張る事も可能。





■部屋

4人部屋だけど、自分の時はオヤジと二人だった。
鍵付きのロッカーがあるので、貴重品は保管する事が出来るし、また、コンセントもあるので充電は可能。
トイレとシャワーは共同だけど、やや汚い。





■食事
料金には3食が含まれていて、量もそれなりにある。
船内には店は無く、食糧や水の持ち込みは可能。
観光客を載せるフェリーでは無く、所謂トレーラーなどを運ぶ貨物船なので、サービスなどは一切無し。



■出国手続き

アラートの港にあるイミグレーションで手続きが可能で、特に問題無く、簡単手続きで終える事が出来た。

■入国手続き
カザフスタンの入国手続きには時間が掛かった。

1.港に到着後、カザフスタン軍隊が麻薬犬と共に乗船してくるので、荷物を持って、ロビーに集合。
2.ドライバーと旅行者に分けられ、ドライバー達は税関手続きの為、先に下される。
3.麻薬犬による荷物チェック(開けて見せる様な事は無かった)。
4.その後は、荷物を持って下船し、車に乗せられてイミグレーションへ。
5.入国手続きが完了したら、歩いて船に戻り、無事に自転車と御対面。
6.自転車と共に下船したら、再度軍隊による荷物チェック。
7.これが無事に済めば、無罪放免でアクタウへ行く事が出来る。

フェリーがアクタウに到着したのが18時で、手続きが完了したのが20時だったので、暗闇の中をアクタウに向けて走る事になる。

航行中は自転車やトレーラーが置かれている場所へのアクセスは禁止されているので、盗難の心配は無さそう。
それでも、自分は貴重品や電子機器類、水3Lと軽食を船内に持って行った。
部屋も狭いので、荷物を全部持って行くと他の人に文句を言われそう。

【自分の場合】
・10月16日(月)の午後にチケット・オフィスへ行くも、閉まっていた為、守衛が連絡先を教えてくれた。
・10月17日(火)の朝、宿のオバちゃんに頼み、オフィスへ電話して貰うも、フェリーは無いとの事。
・10月18日(水)も無し。
・10月19日(木)の朝10時に電話したら、「今日の24時にフェリーが出る」との事で、チケットを買いに行く。 
 同じ道を走るのが嫌だし、雨が降っていたので、タクシー(約3,000円)でアラートへ向かう。
・15時にアラートの港に到着し、出国手続きを行う。
・24時になるも出航する気配は全く無いので、コンテナ・カフェの中で寝かせて貰う。
・10月20日(金)の朝12時に乗船開始し、18時に出航。
・10月21日(土)の18時にアクタウに到着し、20時に出国手続きが完了。