■詳細データ
走行日 2002年12月2日〜12月11日
季節 夏(乾季)
走行距離 1,242km
トータル日数 9日
走行日数 9日
休憩日数 0日
平均走行距離(日) 138.00km
平均走行速度(日) 17.8km/h
平均走行時間(日) 7時間43分
最高地点 ---m
最低地点 0m(海面)
スポーク折れ 0回
キャリア折れ 0回
パンク 0回
■走行地図
■評価
No
項目
評価
コメント
1
景色
★★★★☆
水平線と地平線が合わさる景色は圧巻。
2
アップダウン
★☆☆☆☆
2つの峠があるが、それ以外はフラット。セデューナに近くなるとアップダウンが多い。
3
舗装状況
★★☆☆☆
全線舗装だが、路面状況は良くない。交通量は少ないが、ロードトレインには要注意。
4
補給面
★★★★★

街が無いので、食料は必携。水はGSで補給可能。

5
達成感
★★★★★
地平線を退屈と思うか思わないかで、達成感は違う。
総合
★★★★★
風が強い事で有名なナラボー平原。絶対にオススメのルート。

オーストラリア南部に広がるナラボー大平原を横切る道路。
通称「ナラボー越え」と言われ、「エア」とは昔ここを探検した人の名前。
ウエスタン・オーストラリア州の街ノースマンからサウス・オーストラリア州の街セデューナまでの約1,200km。

この区間には街は無く、あるのは7,8ヶ所のロード・ハウスのみ。
「1,200qの間にロード・ハウスしか無い」と言う、オーストラリアの大きさを感じる事が出来る。
地平線をひたすら目指して走らなければならない。

食事はガソリン・スタンドでも出来るが、行動食などは買う事が出来ないので、全て運ぶ必要がある。
米2kg、パスタ2kg、オレンジ12個、ナッツ類1kg、ビスケット2kg、他野菜などを買い込んで出発。
何日で走り抜けるかきちんと計算して、食糧を買っ方が良い。

水はガソリン・スタンドで貰う事もできるが、この地域では水は貴重なので買わされる事もある。
車で移動している人は、水は貰う事ができないが、自転車で旅していると、数リットルだが貰う事ができる。
ウォーター・タンクもあるが、枯れている時もあるので注意が必要。

見所は、WAとSAとの州境にあるオブジェである「巨大カンガルー」。
何故ここに巨大カンガルーがあるかは不明だけれど、見ていて楽しい。
是非とも、写真を撮ろう。

エア・ハイウェイでしか見られない、通称「3枚看板」。
オーストラリアでは、動物注意の看板をよく見るが、それは全てが一枚のみ。
しかし、ここナラボーでは、動物の絵が書いてある看板が3枚ある。

そして、驚愕の「90マイル・ストレートロード」。
その名前の通り、90マイル(約160km)ひたすら真直ぐな道が続き、世界一長い直線道路と言われている。
地図を見ても定規で線を引いたかのように真直ぐだが、自転車にしてみれば10kmでも160kmでも同じ。

ナラボー大平原の核心「ノー・ツリー・プレイン」。
ここは膝丈のブッシュが生えているだけで、樹木は存在せず、360度の見渡す限りの地平線。
弥が上にも人間の小ささを感じる事が出来る。

この地域の海岸線を「グレート・オーストラリアン・バイト」と呼ばれ、道路から歩いて行く事が出来る。
その海岸線は、南極からの風と波の侵食によって造られた断崖絶壁が延々と何百キロと続き、その高さは目も眩むほど。
ここでは水平線と地平線が一緒になる光景を見る事ができ、ビュー・ポイントは6箇所ある。

中でもナラボーで有名なのが「風」。
追い風になれば、自転車でも時速40kmで走る事ができるという。
逆に向かい風であれば、時速5kmまでに落ち込む。

夏(12月〜5月)には東風が、冬(6月から11月)には西風が吹くと言われている。
友達はここで向かい風にやられ、膝を壊したと言うほどのナラボーの風。
自分の時は西から東へ走り、時々横風が吹いたが殆ど向かい風だった。

セデューナの街は、海岸線に面していて魚介類が豊富。
オイスター・バーでは、生牡蠣を食べる事も出来、桟橋では仕掛けをかけるとカニを捕る事ができる。
カニ飯にするもよし、茹でて食べるもよし。

カニ漁のベストシーズンは2月。
セデューナにあるバックパッカーズホステルに行けば、そこの主人が教えてくれる。
主人は親日家で親切。