■詳細データ
走行日 2002年7月13日〜7月24日
季節 冬(乾季)
走行距離 1,026km
トータル日数 12日
走行日数 12日
休憩日数 0日
平均走行距離(日) 85.50km
平均走行速度(日) 15.0km/h
平均走行時間(日) 5時間40分
最高地点 ---m
最低地点 0m(海面)
スポーク折れ 1回
キャリア折れ 1回
パンク 1回
■走行地図
■評価
No
項目
評価
コメント
1
景色
★★★☆☆
鬱蒼と茂るレインフォレストの中を走る。最北端からの海の色は最高に綺麗。
2
アップダウン
★★★☆☆
それほどアップダウンは無いので苦にならない。しかし、時々、緩いアップダウンあり。
3
舗装状況
★★★★★
砂、深砂、ガレ、泥、渡河など、全ての路面状況があって、かなりハード。
4
補給面
★★★☆☆

道中に村が2箇所あって補給可能。それ以外にはロードハウスも数箇所ある。

5
達成感
★★★★★
悪路を越えて、到着した本土最北端の感動は最高。
総合
★★★★★
オーストラリアに存在する未舗装道路の中でも、かなりエキサイティングな道の一つ。

オーストラリア本土最北端ケープ・ヨークへの道。
ケアンズから最北端ケープ・ヨークまでは約1,000kmの工程。
始めの200kmが舗装路、残りの800kmは未舗装路。

雨期(12月〜5月)は閉鎖されて走る事ができず、乾期のみ走る事が出来る期間限定の道路。
路面状況はこの世に考えられる全ての路面状況がある。
砂、深砂、ガレ、泥、コルゲーション、ブル・ダスト、そして河渡りと、ハードだけど最北端に到着した時の達成感は半端ではない。

ブル・ダストとは、小麦粉の様な粒子が細かい砂の事を言う。
オーストラリアのブル・ダストは、アウト・バック特有の赤茶けた色をしていて、 靴などに付くと汚れがなかなか落ちない。
道路の凹部分にブル・ダストが溜まり、そこを走ると深砂同様にハンドルを取られて走る事が出来なくなる。

河渡りは、時期によって水量が違う。
乾期初めの6月は水量が多く膝上まであるが、9月以降になると膝下までとなり、渡河が楽になる。
靴を濡らしたくなかったら、スポーツ・サンダルなどで走れば便利。

ケアンズから約700km走ると、バマガ方面とケープ・ヨーク方面に別れ、更に120km北上すると、テレグラフ・ポイントに到着する。
ここテレグラフ・ポイントでは、水の補給が可能だけど、食糧の補給は不可能。
ここからバマガまでの約100kmは、水の補給は川からとなる。

そして、このテレグラフ・ポイントから数十km走った所に、再び分岐点がある。
ここからは、「オールド・テレグラフ(通称オールド)」と「ニュー・テレグラフ(通称バイパス)」に分かれる。
一応、標識はあるけれど、見落とさない様に注意。

「オールド」は最北端へ向けて真っ直ぐに伸びているので距離は短い。
しかし、車一台分の道幅しかなく、深砂、渡河が多い。
道と言うより、轍を走ると言った感じで、凸凹も多い。

「バイパス」は、その名前の通り、オールドを避ける為に造られた迂回路であるが、 路面状況は全線が深砂。
渡河が無い為、車の場合は、オールドを走るよりバイパスの方が早く走れる。
川からの水分補給の面を考慮すると、自転車の場合はオールドを走らざるを得ない。

車、バイクは往路にオールド、復路にバイパスを走る人が多い。
自転車で走る人は往路を走り、セイシアからケアンズまで船が出ているので、復路はそれで戻る人が多い。
はっきり言って自転車でここを走るのは大変だけれど、途轍もない苦労の末に到着した本土最北端の海を見た時は感無量。